給湯器の「おいだき配管自動洗浄」の方法と働かない時に確認したい条件8つ

ガス給湯器にもお風呂のおいだき配管の自動洗浄機能が搭載されている機種がある。それは主にフルオート(全自動)タイプの給湯器だ。メーカーや機種によってはオート(自動)タイプで手動で対応できるものもあるが、フルオートタイプを選ぶ方は「自動で配管を洗浄してくれる機能」に魅力を感じて購入を決める人もいる。しかし、いざ使おうと思っても配管洗浄の方法がわからない人も多い。

ガス給湯器の場合、メーカーによって呼び方は違うが基本的な仕組みは同じである。

  • リンナイでは「おいだき配管自動洗浄(セルフクリーン)」
  • ノーリツでは「自動ふろ配管クリーン」

ここからは「自動配管洗浄」で統一しよう。

さて、お風呂の栓を抜くと「自動配管洗浄」をしてくれるはずの給湯器だが、浴槽を覗き込んでいても一向に何も起こらない。そんな状況でお困りではないだろうか。

自動配管洗浄(お湯の配管洗浄)の働く条件8つ

「自動配管洗浄が働かないけど故障じゃないの?」

これまで少なくとも50回はこの質問を受けアドバイスをしてきた。いや、もっと多いかもしれない。しかし、解決しなかったことはほとんどない。なぜなら取扱説明書を読めば全て書いているからだ。ただ、私も説明書を読むのは億劫なので気持ちはわかる。なのでここで全てを解説する。

上手く機能が働かなかった人の多くは「おしい!」という感じだ。自動配管洗浄が働く条件は複数あるが、どれか一つが欠けている場合が多かった。

では本題に移るが、まずはお使いの給湯器のメーカーはわかるだろうか?リンナイ?ノーリツ?意外と知らない人も多いので、今回はメーカーがわからない前提でどちらでも対応できる手順で解説する。

  1. ご使用されている機種が「自動配管洗浄搭載のフルオート」であること
  2. 給湯器のリモコンの設定は「自動配管洗浄」が「入」になっていること
  3. 給湯器のリモコンで「自動」スイッチを押してお湯はりが完了していること
  4. 排水栓を抜く段階で、残り湯が循環アダプターの上部より5cm以上あること
  5. 排水栓を抜く段階で、リモコンの運転スイッチが「入」状態であること
  6. 排水栓を抜く段階で、リモコンの自動スイッチが「切」状態であること(※「切」にして1分以内に栓を抜かない)
  7. 排水栓を抜く段階で、給湯やシャワーを使用していないこと(キッチンや洗面も含む)
  8. 排水途中で、給湯やシャワー、たし湯などを行わないこと

基本的にはこれらを満たせば、おいだき配管内の「汚れた古いお湯」が循環アダプターから排出され、配管内は「新しいお湯」に入れ替わる。もしも、これで働かなかった場合は別の要因を追及していくしかない。

他に影響が考えられる可能性として、次の2つにも注意してほしい。