追い焚きしてもぬるい!お湯の温度が上がらない・温まらない時の確認内容

追い焚きしてもぬるい、温度が上がらない




ガス給湯器で追い焚きしても「お湯がぬるい」「温度が上がらない」「お湯が温まらない」、「保温中なのに熱くない」と感じるケースがあります。

しかし、実際には仕様通りで正常な場合もあれば、掃除不足や部品故障が原因で異常な状態になっている場合もあります。この記事では、状況ごとに解決ポイントを解説いたします。

ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスなど、ガス給湯器メーカーに関係なく参考にしていただけます。

 

お風呂がぬるい!と感じたら

入浴時にお風呂のお湯がぬるいと感じた場合、給湯器の故障を疑うのも一つですが、実は正常な場合もあります。

修理依頼をして仕様通りだった場合は、「出張費」と「点検費」が丸々無駄になりますので、この機会に確認してみましょう。

 

保温中のよくある認識間違い

お風呂の沸かし方は大きく2パターンあります。

  1. 空の浴槽に自動湯はりをして保温モードにしておくパターン
  2. 残り湯を追い焚きで沸かして保温モードにしておくパターン

いずれの場合でも、皆さんがお風呂に入るときは、湯はりや追い焚き後の保温モードの状態がほとんどかと思います。

そして、このような認識をされていないでしょうか?

保温中=お湯の温度=リモコンの設定温度

実はコレ、半分正解で半分間違いなんです。

仮にリモコンのふろ温度が「42℃」設定でも、入浴のタイミングによっては「ぬるくなっている」場合があります。

理由は、保温といっても常に沸かし続けているわけではなく、冷めては沸かし、冷めては沸かしを繰り返しているのです。

メーカーの設計思想で制御は異なりますが、10~30分ごとにお湯の温度をチェックして、冷めていれば設定温度まで沸かし直す仕様になっているのです。

Q ふろ給湯器などにある「保温機能」とは、どういうものですか?

A 保温機能とは、約30分ごとにお湯の温度をチェックして、温度が下がっていれば設定温までおいだきする機能です。
また、全自動タイプの場合は、浴槽に人が入った時にも自動的にお湯の温度をチェックして、温度が下がっていれば設定温まで自動的においだきします。

引用元:よくあるお問い合わせ(リンナイ株式会社)

追い焚きが30分サイクルの機種の場合、極論を言えば、前回の自動追い焚き後から29分で入浴した場合、29分間は放熱し続けて、温度が下がっている状況です。

浴槽の保温性、浴室の断熱性、季節、蓋のありなしなどで、放熱ロスは大きく異なります。

全自動(フルオート)タイプであれば、人が入浴すると入浴検知機能で沸かし直しをしてくれますが、自動(オート)タイプの場合は、沸かし直しのタイミングを待つか、手動で追い焚きをする必要があります。

もし、追い焚きをした直後も、ぬるいままであれば、他の要因を疑う必要があります。

 

追い焚きしても暖まらない(温度が上がらない)場合

お湯の温度はどうしても体感差が出てきますが、追い焚き直後なのに、

  • ぬるい
  • 暖まらない
  • 温度が上がらない

このような場合は異常を疑う必要が出てきます。

そこで、まずはリモコンの温度を確認し、少し設定温度を上げてみて熱くなるかどうかを確認してみてください。これでも温度に変化がなければ異常の可能性が極めて高くなります。

では、温度異常を引き起こす原因は何なのでしょうか?

 

循環アダプターのフィルター詰まりで温度異常

皆さんは、お風呂の浴槽の循環アダプター(金具)のフィルターを掃除していますか?

循環金具の掃除
循環アダプターのフィルター掃除

給湯器を使う上で、この部分の掃除は定期的に行わなくては、温度異常を引き起こしたり、本来の能力がでなくなったり、給湯器の寿命さえ縮めるリスクも出てきます。

掃除の必要性は、リンナイなどのHPでもアナウンスされています。

Q 給湯器のおいだきの操作をしても、風呂設定温度になる前に運転を終了してしまう

A 浴槽の循環口についているフィルターにゴミ等が詰まっている可能性があります。
フィルターにゴミのつまりなどがあると循環不良が起き、おいだき運転が途中で終了する場合があります。
フィルターのお掃除をしてからもう一度試してみてください。

引用元:よくあるお問い合わせ(リンナイ株式会社)

掃除不足は、「追い焚きがぬるくなる」以外にもデメリットも出てくる可能性があります。

  • おいだきの温度が熱くなる
  • 湯はり・おいだき異常やエラーコード発生
  • ふろポンプへの負荷が高くなり、故障に繋がる
  • 不衛生

掃除方法が分からない方は、こちらの記事を参考にしてください。

掃除をしたら、正しくフィルターをセットし、再操作で温度が正常に戻るかどうかを確認してみてください。

 

給湯器の故障や異常

循環アダプターのフィルター掃除をしても改善しなかった場合は、給湯器は動いているが不調であると考えるのが自然でしょう。

 

給湯器の使用年数で推測する

蛇口やシャワーのお湯も同じですが、給湯器が動いていればお湯は出てきます。

使用年数が短い場合は、使い方や掃除、単発故障などが原因と考えられます。

一方、使用年数が長い場合は、給湯器に経年劣化による不調が出始めている可能性もあります。給湯の場合は、お湯が熱くなったり、ぬるくなったりと不安定な状態になることがあります。

追い焚き運転に関しても同じような可能性があり、今まさに不安定な運転状態になっていることも否定できません。

給湯器の寿命の目安は約10年なので、10年近く使っている場合は、故障や異常を疑ったほうがよいかもしれません。

セルフチェックをしても解決が難しい場合は、早く解決するためにもプロに頼りましょう。

賃貸の場合は、管理会社や大家さんに相談してくださいね。

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