【エラーコード 920】給湯器の中和器寿命警告【中和器交換時期】

給湯器 エラーコード 920

ガス給湯器(リモコン)のエラーコード 920とは?

中和剤減少報知、中和器寿命予告、寿命警告表示

ノーリツ・リンナイなど、ガス給湯器(エコジョーズ)のリモコンに「920」のエラーが点滅表示した場合、給湯器内の中和器の炭酸カルシウム(中和剤)が少なくなってきている可能性が高いです。

つまり、中和器の交換時期、あるいは給湯器の交換時期をお知らせするエラーということです。

MEMO
中和器(炭酸カルシウム)は、エコジョーズ特有のドレン(酸性水)を中和して排水する役割をしています。給湯器の機種や環境、運転状況によりますが、ドレン水は1分間に最大60~100ccほど排出されます。

【メーカー別】エラーコード「920」の内容

  • ノーリツ:中和器寿命予告(警告表示)
  • リンナイ:中和器寿命警告表示
  • パロマ:中和剤減少報知:
  • パーパス:中和器交換警告

※東京ガスや大阪ガスの給湯器も同様の内容です。

メーカーによって表現は異なりますが、「920」は「中和器寿命の一歩手前」をお知らせするサインです。

「920」の段階では給湯や暖房の運転は可能ですが、さらに炭酸カルシウムが減少すると「930」というエラーに切り替わります。

「930」のエラーになると、「中和器寿命(機器停止)」となるので、お湯が出なくなり、暖房なども使えなくなります。

給湯器に「920」が点滅した時にすべきこと

中和器はメーカーや機種によって異なりますが、10~15年相当の運転負荷を想定して設計されています。

つまり、「920」が出るということは使用年数もある程度経過している状況が予測されます。

MEMO
使用状況によっては、5~6年程度でエラーが出る可能性もあります。

中和器交換、給湯器交換の選択

メーカーや機種、修理業者によって中和器交換の費用は異なりますが、部品代や技術料を合わせて15,000~25,000円程度必要になってきます。

もし、給湯器の使用が10年近い場合は、中和器を交換しても経年劣化による他の故障が発生するリスクも高くなってきます。

中和器を交換して延命させるか、給湯器本体を交換するかを検討することをおすすめします。

「920」は「修理対応 or 機器交換」を考える準備期間と考えるほうがよいでしょう。

MEMO
一概には言えませんが、「920」が出ると、数ヶ月程度で機器停止状態になる可能性があり、あまり猶予はありません。

給湯器交換は早めに見積りを

給湯器の交換は時間がかかります。

現場調査→部材選定→見積り→機器・部材の発注→工事という流れで、かなり時間がかかるケースがあります。

見積りが高ければ別の業者にお願いもできますが、また現場調査から始まります。

マンションなどの場合は特殊な仕様も多く、商品の納期に1~2週間かかる場合もあり、かなり長期間の間「お湯が出ないリスク」も出てきます。

しばらく大丈夫と思わず、「920」が出た時点で検討に入ったほうがよいと思います。

寿命には早すぎるエラー発生の場合

使用頻度が高いわけでもなく、3~4年で「920」が発生した場合は、給湯器の電装ユニット(基板)の異常などが原因でエラーが発生しているかもしれません。

その場合はリセット操作で改善されるかどうかを確認してみてください。

電源,運転ノーリツやリンナイの給湯器・リモコンのリセット操作方法3選

リセット操作で改善されない場合は、型式・製造番号(購入日)を確認して、まずはメーカーに相談してみてください。

給湯器本体の寿命について

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