【エラーコード 312】給湯器の湯はりエラーの原因【312点滅】

給湯器 エラーコード 312

ガス給湯器(リモコン)のエラーコード 312とは?

ふろサーミスタ異常

エラーコード「312」が表示していると、「ふろ自動湯はりができない」「おいだき運転ができない」状態ではないでしょうか?

考えられる原因には、ふろサーミスタやふろ回路に異常が生じている可能性があります。

MEMO
ふろサーミスタとは、湯はり回路内にある温度計になります。

ふろ回路といっても、いくつか可能性はあります。

  • サーミスタの部品故障
  • 配線の地絡や断線
  • コネクタ異常
  • 電装ユニットの異常

これらは全て給湯器の内部の事象になるので、利用者での特定や対処は難しそうです。

まずはできることとして、完全に故障や異常が生じているのか、エラーが一時的に出ているのか、念のために確認してみましょう。

他のエラーと同様にリモコンの運転リセットで行います。

  1. リモコンの運転スイッチを一度「切」にする
  2. 再度、リモコンの運転スイッチを「入」にする
  3. エラーが出た時の運転(湯はり・おいだき)を再度行ってみる
断線していたり故障している場合は、再度「312」が発生して運転がストップします。

「312」が再発しなかった場合は使用できる状態になりますが、不安全な状態が潜んでいるままの可能性もあります。

注意
湯はりやおいだきの「温度」に関わるエラーが出ていた事実がある限り、メーカーに相談しておくことをおすすめします。
  • 給湯器の商品開発、商品教育担当、修理・技術アドバイザー(2005~2018年)
  • ガス機器設置スペシャリスト、ガス機器コンサルタント

ここからは、主なメーカー別に「312」の内容をみていきましょう。

メーカー別「エラー 312」(専門補足)

ノーリツのエラー 312

  • 症状・内容:ふろサーミスタ異常
  • 診断・対処:ふろサーミスタの断線や短絡、コネクタの異常(サービス依頼)

リンナイのエラー 312

  • 症状・内容:ふろ戻りサーミスタ異常
  • 診断・対処:ふろ戻りサーミスタの断線や短絡、抵抗異常(サービス依頼)

パロマのエラー 312

  • 症状・内容:風呂戻り(入水)サーミスタ断線
  • 診断・対処:風呂戻り(入水)サーミスタの断線や短絡(サービス依頼)

パーパスのエラー 312

  • 症状・内容:ふろ入サーミスタの断線や短絡
  • 診断・対処:修理(サービス依頼)

ガスター(YUMEX)、ハーマン、長府製作所(chofu)、日立(ハウステック)、TOTO、タカラスタンダード、ナショナルなど

【補足】大阪ガスや東京ガスの給湯器も、各製造メーカーのエラーと基本的に同じ考え方です。

エラー312の修理が必要な場合

機種や対応する業者によって修理代は違ってきますが、故障の状況で大きく異なります。

サーミスタの交換だけであれば10,000円程度が目安になりますが、電装ユニットの交換などが必要になると高額になることもあります。

ふろサーミスタの交換の場合

出張費2,500~3,000円
部品代700円~1,000円程度
技術料5,500~7,000円
合計8,700円~11,000円程度

電装ユニットの交換の場合

出張費2,500~3,000円程度
部品代15,000~30,000円程度
技術料7,000~10,000円程度
合計24,500~43,000円程度
MEMO
上記の値段はあくまで目安ですので、依頼業者に事前確認をしてください。

サービスマンも現場を見てみないと原因や金額の断定はできませんが、エラーの出た状況や使用年数など、情報が多ければ概算費用も出しやすくなります。

依頼時はできるだけ細かく状況を伝えることをおすすめします。