サーミスタとは温度計のことであり、給湯器に複数搭載されているサーミスタの一つに異常が生じている可能性があります。
サーミスタのエラー「300」が点滅表示した場合、「サーミスタの故障」「サーミスタの配線の断線や短絡」「電装基板の異常」などが疑わしくなってきます。
エラー「300」の内容【メーカ別】
ノーリツのエラー 300
- 症状・内容:雰囲気サーミスタ異常
- 診断・対処:断線や短絡がないかのチェックが必要になります(サービスマン対応)
パーパスのエラー 300
- 症状・内容:外気温サーミスタの断線や短絡
- 診断・対処:修理依頼が必要になります(サービスマン対応)
【補足】ガス会社ブランド(東京ガスや大阪ガス)は、各製造メーカーのエラー内容と基本的に共通です。
運転リセット操作でエラー表示が消えるかどうか?
- 給湯器のリモコンの運転スイッチを「切」にする
- 再度、運転スイッチを「入」にする
- エラーが出た時と同じ操作をしてみる
エラーが再発すると、故障や異常の可能性はかなり高くなります。
もし、エラーが再発しなかった場合は様子見になりますが、不安が残るのでメーカーに電話確認をおすすめします。
メーカーや機種によっては、「300」の表示はリモコンの「切」「入」操作で消えない場合もあります。
利用者で処置できる内容は全くないので、エラーが消えない時は迷わず相談するようにしてください。
私自身は「300」のエラーが出た現場にほとんど当たったことはなく、発生頻度は少ないと認識しています。
ただ、「300」に限らず「サーミスタ系のエラー」はサービスマンが現場で診断していかないと解決は難しいと思います。
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