給湯器 エラーコード 111・121・11・12で点火しない時の直し方

111|ガス給湯器のエラーコード




2020年4月12日|最新情報更新しました

この記事の監修
竹節 倫敦(たけふし ともあつ)
専門資格:ガスに関わる国家資格(液化石油ガス設備士、高圧ガス販売主任者第二種、丙種ガス主任技術者)を保有

 

ノーリツやリンナイなど、ガス給湯器のリモコンに「11」「12」「111」「121」のエラーコードが表示された場合、主なエラーの理由は下記の表の通りとなります。

エラーコード 主なエラーの理由
11 点火不良
12 立消えエラー
111 バーナー未点火
121 立消え安全装置作動(失火)

どのエラーもなんらかの原因により、ガス給湯器の点火や、着火状態が維持できず火が消えてしまう場合に表示されるエラーコードです。

原因として、雨風や凍結、ガスメーターによる供給停止、システムエラーなど複数の可能性が考えられるため、解決するには各項目を確認の上、エラーリセットを行う必要があります。

専門の業者に依頼せずに、自分で対処できる可能性が高いエラーですので、まずは各項目をチェックしてみましょう。

ノーリツ、リンナイ、パロマ、長府、パーパス、ナショナル、東京ガス、大阪ガス、タカラスタンダード、TOTOなど、国内メーカーのガス給湯器全てにおいて、参考にしていただけます。

 

ガス給湯器が点火しないときの直し方

1)ガスメーターやガス供給のトラブル

まずは、ガスメーターやガスの供給トラブルが無いかを確認します。

ガスメーターの表示画面が点滅していると、ガスが遮断されている状態です。

地震が起こったときや、長時間ガスを使い続けた場合などにガスメーターが自動でガスの供給を停止することがあります。

ガスメーターが原因と思われる場合は、ガスメーターの復帰作業を試してみましょう。

また、ガスメーターによる遮断以外にも、ガス供給が止まる場合があります。

  •  給湯器下やガスメーターのガス栓が閉まっている
  •  プロパンガス(LPガス)のガス切れ
  •  ガスが開栓されていない(新居・引っ越し後など)
  •  ガス代未払い(ガス会社による供給停止)

上記の点が原因の場合、屋内のガスコンロも点火できない可能性が高いので、併せて確認しましょう。

これらが原因であれば、対処をすることでガスが供給され、エラーが解消される可能性があります。

2)大雨・強風や凍結などの天候によるトラブル

外の天候が荒れている日は点火不良のエラーが出やすくなります。

大雨が給湯器の排気口に入り込んだり、強い風で点火できなかったりと、一時的にエラーが出て、お湯が出ない状態が続くことがあります。

また、大雨ではなくても長雨(湿気)などが原因で、点火不良が起こることもあるので、「天候が影響しているかも?」と感じた時は、慌てて修理依頼をせずに、少し様子を見るのも一つの手段です。

様子を見て天候が落ち着いた後、後述するリモコンのエラーリセットを試してみましょう。

また、冬場であれば凍結によりエラーが発生する可能性もあります。

「凍結かも?」と感じた時は、できるだけ自然解凍を待って、様子を見るようにしましょう。決して熱湯のお湯をかけたりしないでください。

配管が破裂して修理代が膨れ上がる可能性があります。

3)給湯器の故障やシステムのトラブル

上記の2点が原因ではない場合、給湯器本体が原因の可能性があります。

給湯器の外観を確認し、給気口や排気口などにゴミなどの異物などがつまっていないかを確認してください。

給湯器本体(外装)も掃除が必要ですので、掃除不足の場合はこの機会に掃除も行っておくことをおすすめします。

また、給湯器も機械ですので、パソコンやスマートフォンのように、一時的なフリーズやバグでエラーが出ることもあります。

必要に応じて、後述のリモコンのリセットや給湯器の電源プラグによるリセットを試してみましょう。

ここまでの自分でできる原因確認と対処で改善しない場合は、給湯器の部品故障の可能性があります。

この場合は、プロのサービスマンに点検をお願いして対処してもらう必要があります。

また、使用年数が8~10年以上の場合は、経年劣化による給湯器の寿命の可能性もあります。

状況によっては、修理以外に機器交換の検討が必要になる場合もあります。

ガス給湯器のエラーリセット方法

上記で紹介した原因を解消した後、リモコンのエラー表示を消す操作を行いましょう。やり方は非常に簡単です。

給湯器リモコンでエラーをリセットする方法

  1. 蛇口などは全て閉め、給湯器の運転を全て停止しておく
  2. リモコンの運転スイッチを押して、電源をOFFの状態にする
  3. もう一度、運転スイッチを押して、電源をONの状態にする
  4. エラー表示が一時的に消えるので、お湯を出すなどの再操作を行う

これでエラーが出ることなく、給湯器が正常に点火すれば、エラーは直ったと考えてよいでしょう。

ですが、原因が残存したままであれば、再びエラーコードが表示されます。

給湯器本体でのリセット方法

給湯器本体の故障でなければ、リモコン操作だけで解決することがほとんどです。

それでも解決できなかった場合は、修理を依頼する前に給湯器本体側のリセットを試してみる方法もあります。

やり方はとても簡単で、給湯器本体の電源コードの抜き差しをするだけです。

一時的なシステムエラーなどの場合は、これで改善するケースもあります。

※電源の抜き差しをする場合は、「雨の時は避ける」「濡れた手で行わない」など、怪我や感電しないように注意してください。

電源プラグ(コンセント)の抜き差しをすると、リモコンの時計設定などが初期化されるので、試す場合はご注意ください。

以上、ガス給湯器エラーコード「11・12・111・121」の原因と対処法をご紹介いたしました。

「故障かな?」と考えて業者に連絡する前に、まずは給湯器本体に異常がないか確認してみましょう。

 

文:ガス専科編集部 記事監修:竹節 倫敦(液化石油ガス設備士)

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