ここからは、「1.ビルトインコンロ 」→ 「2.ガステーブル コンロ」→ 「3.グリルなしコンロ」の順番で、電池の場所や交換方法をそれぞれ紹介します。
目次
電池交換の際に知っておきたい3パターンのガスコンロ
1.ビルトインガスコンロ(グリル付タイプ)

ビルトインコンロは、上の写真のようにシステムキッチンに多く設置されているタイプで、3口タイプが主流です。
システムキッチンの天板の上部分には「コンロ天板やバーナー」、下部分には「グリルや点火スイッチや操作部」などがあります。このタイプであれば、電池を入れる場所は下側のどこかにあると容易に推測できます。

但し、後ほど解説しますが、電池の場所が簡単に見つかるタイプもあれば、少しわかりにくパターンもあります。
2.ガステーブルコンロ(据置タイプ)

ガステーブルは、台の上にポンと置いて設置するタイプです。下の写真の赤枠部分が設置スペースになります。
戸建て、賃貸のアパート、マンション、団地などで、ガスコンロの置き場とガス栓だけがあって、後から自分で購入したガステーブルを台の上に置いて、ゴム管をつなぐ設置になります。
3.グリルなしガスコンロ

グリルなしは、主にドロップインタイプやコンパクトタイプ(45cm幅)になってきます。
上の写真は2口タイプのコンパクトタイプ(45cm)幅でグリルなし仕様です。賃貸マンションやアパートなどで、見かけることが多いと思います。1口コンロとかも同じようなイメージで大丈夫です。
さらにおしゃれキッチンやデザイナーズマンションなどに設置されることも多い4口タイプもあります。

1.ビルトインコンロの電池の場所と交換方法
ガスコンロの下部(正面)には、基本的に点火スイッチや火力調整のレバーやボタンがついています。
また、機種によって異なりますが他にも操作部がついているものがあります。
- 電池交換サイン
- 電池収納カバー(つまみで引き出すタイプ・プッシュタイプなど)
- タイマーなどの操作部(むきだし状態のタイプ)
- タイマーなどの収納操作部(つまみで引き出すタイプ)
- タイマーなどの収納操作部(プッシュタイプ)
- その他(ロックなど)
※機種によって、構造やレイアウト、形状、仕組みは様々ですので、ここでの解説はあくまで一例です。詳しくはお使いの取扱説明書を必ず確認してください。
タイプA:「電池収納カバーだけ」・「電池収納カバー+むきだし操作部」の場合
これらのタイプの場合、ガスコンロの正面にカバーは一つしかないはずなので、それが「電池収納カバー」になります。

上の写真(ガスコンロ正面)の赤枠部分を拡大してみると


拡大写真を見ると、カバーとつまみがあり、カバーには「電池のイラスト+単1×2」と書かれています。この場合、つまみを手前に引くと「単1形アルカリ乾電池が2個」が入っています。
タイプB:片方は収納操作部、もう片方は電池収納カバーのケース
このタイプの場合、ガスコンロの正面には2つの収納があり、どちらかが「電池収納カバー」になります。

タイプAと同様に片方はすぐに電池が出てきます。そして、もう片方は下の写真のような操作部が出てきます。

※但し、ガスコンロの機種によっては、左右両方が操作部になっているケースもあります。
これが「電池の場所」がわかりにくいケースなので次のタイプCで引き続き解説します。
タイプC:右も左も操作部?電池がなかなか見当たらないケース
タイプAとタイプBは、正直、電池カバーの存在さえ知ってもらえれば、1アクション(カバーを開ける)で電池が発見できます。
しかし、よく問い合わせがあるのは左右を引き出しても電池が出てこないパターンです。以下の写真が一例です。

はい、右も左もどちらもタイマーや便利機能のボタンで、いわゆる「収納操作部」が2個という状態です。
さすがにグリル扉を開けても電池は出てこないので、一旦操作部を戻してパネルにヒントがないかを探してみましょう。

このガスコンロの場合、右側の操作部のパネルに「電池のイラスト」が刻印されています。
電池切れのお知らせランプも同じ場所にありました。(下の写真の赤枠部分)

この参考例のガスコンロの場合は、操作部を開くときはプッシュ式ですので、赤の★マーク部分を押してみます。

すると、下の写真の赤矢印の向きに操作部が出てきますが、電池はまだ出てきません。


さて、ここからが一番のポイントになってきます。
操作部のふたの左右の出っ張り(下の写真の赤マル部分)に指を引っかけて矢印の方向に押してみてください。


すると、ツメで引っ掛かっていた部分(下の写真の青マル部分)が外れて、何やら穴らしきものが出現するので、赤の★マーク部分を指で押し戻してみましょう。


その結果、隠れていた電池ケースが出現します。(下の写真の赤枠部分)

この電池ケースを手前に引き出すと、ついに電池が出現します。


この場合も電池は「単1のアルカリ乾電池が2本」必要になります。

また、電池の「+-」の向きが書かれているので、向きを間違わないように注意して電池交換してください。電池交換後は、逆の手順で電池ケースと操作部を元の状態に戻してください。
タイプA、B、Cのいずれも、あくまで一例紹介であり、コンロの仕様や電池交換の内容は各メーカーや機種によって異なります。
以上、ビルトインコンロの電池交換のポイント解説でした。
補足(製造番号や型式)

2.ガステーブルコンロ(据置タイプ)の電池の場所と交換方法
ガステーブルの電池の場所は比較的探すのが簡単で、電池収納ケースを手前に引き出すだけ、あるいはカバーを開けるだけのものが多いです。
下の写真のガステーブルの場合はものすごく親切なパターンで、電池収納部分に「単1形アルカリ乾電池×2」+「電池のイラスト」まで記載されています。操作も簡単で、手前にケースを引き出す1アクションで終わりです。

但し、電池収納ケースがどこにあるのか、少し気づきにくいタイプもあります。
よく見ればわかるのですが、パっと見ただけでは「電池ケースなの?」と思われるデザインや形状のものもあります。それが下の写真のようなタイプで、点火スイッチが「左×2個」「右×2個」の合わせて4個?と見えてしまうタイプです。
ですが、そもそもコンロバーナーが2箇所のグリルが1箇所なので、点火スイッチは3個しかありません。

点火スイッチ部分を拡大してみると


点火スイッチそっくりですが、写真の赤枠部分は押せません。横には電池のイラストが書かれており、ここが電池収納ケースになります。電池を出すのは簡単で、これも手前に引き出すだけの1アクションです。
ガステーブルの場合は、これらの存在さえ知っていれば特に難しいものはありません。
続いてグリルなしコンロの電池について解説します。
3.グリルなしガスコンロの電池の場所と交換方法
最後にグリルなしのドロップインタイプ・コンパクトタイプです。このキッチンに埋め込まれているガスコンロの電池を探していきましょう。
さて、下の写真でどこに電池ケースがあるかわかりますでしょうか?

前から見ても、横から見ても、斜め上から見ても、どう見ても電池を入れるところはありません。
またグリル付きのビルトインコンロやガステーブルコンロのように下側に操作部分もなく、完全にキッチンの収納になっています。

もうお気づきだと思いますが、ガスコンロの下の収納の扉を開けてみてください。
そして、普段は収納扉で隠れている「ガスコンロの底面」を覗き込んでみてください。ガスコンロ本体の下部分に電池ケースが見つかるはずです。
ガスコンロと電池交換のまとめ

ガスコンロの電池についてお問い合わせを受けるのは、「ガスコンロの火がつかない」時が多く、ユーザーさんも少し焦り気味の状況が多いです。
中には電池が原因ではなく、ガス供給の問題やコンロの故障の可能性もありますが、「電池交換」は重要なチェックポイントの一つです。
結果、電池消耗が原因だった場合でも、新しい電池が自然放電していたり、電池の向きが逆だったり、アルカリ電池を使わなかったりと小さなミスで「故障かも?」「修理が必要かも?」と思われるケースも少なくありません。
そして、サービスマンが訪問して電池交換で改善した例も複数あります。
まずは落ち着いて、説明書を見ながら正しく電池交換ができているかを確認していくことが、余計な修理依頼や出費をなくすポイントだと思います。
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