ガスコンロ エラーコード 【 70 】【 71 】【 72 】【 73 】

ガスコンロのエラーコードで悩む




2020年6月14日|最新情報更新しました

この記事の監修
竹節 倫敦(たけふし ともあつ)
専門資格:ビルトインガスコンロなどの設置施工に必要不可欠な液化石油ガス設備士(国家資格)に加え、高圧ガス販売主任者第二種丙種ガス主任技術者の資格も保有している。

 

ガスコンロにエラーコード「70 71 72 73」が表示された場合、エラーの原因は各種回路の異常・故障が考えられます。

これらのエラーコードが表示された場合、ガスコンロの故障である可能性が高いです。

エラー 70 71 72 73 の内容

各エラーコードの主な内容は次の通りです。

エラーコード 主なエラーの理由
70 回路不良等
71 セーフティバルブ回路故障、安全弁駆動回路異常
72 立消え安全装置回路故障、熱電対回路異常
73 バーナーコントローラー・基板回路異常等

※メーカーや機種によってエラー内容が異なる場合がありますが、概ね共通した内容となります。

それぞれ表現は異なりますが、主に内部の部品や各種回路に異常がある場合に表示されます。

このエラーコードが表示された場合は、残念ながら故障の可能性が非常に高く、メーカーの修理や部品交換、コンロ本体の更新が必要になる場合があります。

エラー70 71 72 73の対処法

ガスコンロのメーカーがリンナイの場合は、修理依頼前に自身で確認できることがあります。

  • 電源式のガスコンロの場合…電源プラグを一度抜いて、再度差してみる。
  • 乾電池式のガスコンロの場合…乾電池を交換してみてください(単1形アルカリ乾電池×2個が一般的)

※乾電池は、買い置き分を使う場合「使用推奨期限」の確認をしてください。乾電池は未使用でも自然放電して容量がなくなっていきます。

上記の対処後、エラーが再発したり異常がみられる場合は、故障の可能性が高いのでガス栓を閉めてメーカーに連絡してください。

対処の結果、エラーが表示されない場合でも、なるべくメーカーや業者に相談するようにしましょう。

その他のメーカーは、基本的にこのエラーが表示されてしまった場合、自身で対処できるものではないので、メーカーや業者への相談が必要となります。

※東京ガスや大阪ガスブランドの場合は製造元を確認の上、参考にしてください。

ガスコンロの経年劣化に注意

ガスコンロにも機器の寿命があり、長期間使用していると部品の劣化による故障が起きる可能性があります。

また、定期的にコンロや魚焼きグリルの庫内のお手入れをしていないと、機器の劣化を早める要因となります。

コンロバーナーもグリルも、長く使うコツはやはりお手入れがポイントなので、定期的にお掃除によるメンテナンスを行うようにしましょう。

長期間同じガスコンロを使用している場合は、経年劣化により一部の部品を修理・交換したとしても、再度別の部品が故障してしまうケースもあるため、コンロ本体の交換も検討してみることをおすすめします。


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