ポイント
- 給湯器のリモコンに「321」が表示するとお湯が出ない
- 各メーカーの原因(症状)は少し異なる
- エラー321を解除して、お湯が使えるようにする手順をご紹介
目次
ガス給湯器(リモコン)のエラーコード 321とは?
ノーリツのエラー 321
- 症状・内容:給湯出湯サーミスタ異常
- 診断・対処:サーミスタの断線・短絡・コネクタなどの確認
リンナイのエラー 321
- 症状・内容:出湯サーミスタ異常
- 診断・対処:サーミスタの短絡や断線などの確認
パロマのエラー 321
- 症状・内容:給湯内胴サーミスタ断線
- 診断・対処:サーミスタの断線や短絡などの確認
パーパスのエラー 321
- 症状・内容:入水温サーミスタの断線や短絡
- 診断・対処:修理依頼
各メーカー共通して言えるのは、利用者での対応は難しく、サービスマンによる診断が必要となります。
ですが、その前に確認できることがひとつあります。
給湯器のエラー321をリセットしてみる
給湯器のリモコンで一度リセット操作を行ってみてください。
手順はとても簡単です。
- お湯を全て止める
- リモコンの運転スイッチを「切」にして液晶画面を消す
- 再び、運転スイッチを「入」にして液晶を表示させる
- 液晶からエラーコードが消えていれば、再度お湯を出してみる
お湯を出してみて「321」がまた発生したら、部品故障や断線などの可能性が高くなります。
お湯を出しても「321」が出なければ、一時的なシステムエラーか配線やコネクタの接触不良なども考えられます。
サーミスタはお湯の温度を正しくコントロールするために欠かせない部品ですので、まずはメーカーなどに相談してみるほうがよいかもしれません。
使用年数が8~10年近い場合は、経年劣化による症状も考えられるので、機器交換を検討するのも一つの選択だと思います。
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