給湯器の風呂自動運転で「湯はりができない」原因と解決策9選

給湯器の風呂自動湯はり




2020年5月25日|最新情報更新しました

この記事の監修
竹節 倫敦(たけふし ともあつ)
専門資格:ガス給湯器などの設置施工に必要不可欠な液化石油ガス設備士(国家資格)に加え、高圧ガス販売主任者第二種丙種ガス主任技術者の資格も保有している。

 

給湯器リモコンを押すだけでお風呂の浴槽に勝手にお湯をはってくれる自動湯はり機能。

しかし「風呂自動運転ができない」「自動湯張りができない」など、作動不良が発生することもあります。

「湯はりができない」パターンはいろいろあり、状況によって原因や対処方法が異なります。

※基本的に原因と対処方法は各メーカー共通です。

風呂自動湯はりができない2つのパターン

「お風呂の自動湯はりができない」場合、パターンは大きく分けて2つあります。

  1. 全くお湯が出てこない
  2. お湯は出るけれど、正常に湯はりができない(湯量がおかしい、湯はりが遅い、お湯がたまらないなど)

浴槽にお湯が全く出てこないケース

通常、リモコンの「自動」スイッチを押すと、湯はりの電磁弁が開いてバーナーに点火し、一定量のお湯を浴槽の循環アダプター(風呂アダプター)から放出します。

その後、循環アダプターがお湯を吸い込む(循環)動作に入り、「残り湯あり」「残り湯なし」判定を行った上で本格的にお湯はりをスタートしていきます。

ですが、最初のお湯が出てこないということは、「給湯器が作動(点火)していない」可能性があります。

ここで考えられるのは次の内容です。

  • ガスや水が止まっている
  • 給湯優先で待機状態(キッチン、洗面、シャワーの水栓でお湯を出している)
  • エラーコードが出ている
  • 給湯器の部品故障や配管トラブルが発生している

1)ガス・水を確認する

ガスや水については、水栓のお湯が出ていれば供給状態に問題ありません。

お湯が出ない(水しか出ない)場合は、ガスメーターやガス栓等を確認してください。

水も出ない場合は水道(給水)の元栓や断水がないかを確認をしてください。

2)水栓の使用状況を確認する

給湯器には24号や16号など号数があり、家の中で同時に使用できる「湯量」には限りがあります。

キッチンと洗面で同時にお湯を出すと、湯量が減る(分け合う)ように、自動湯はりと給湯(水栓)でも同じことが言えます。

ふろ自動湯はり運転中に他でお湯を出すと、キッチンでの家事や洗面での手洗い、シャワーの利用を優先する「給湯優先」が基本の考え方になっています。

この場合、「浴槽への湯はりは一時的にストップして待機状態」となっており、この状況での「湯張りができない」「お湯が出てこない」などのケースが非常に多いです。

3)リモコンの表示を確認する

リモコンの液晶画面にエラーが出ている場合は給湯器や回路に何らかの異常などが発生している可能性があり、給湯器が機器停止していることが多いです。

4)給湯器の故障や配管トラブルの可能性もある

湯はり回路のトラブルであれば、基本的にエラーが出る場合が多いですが、経年劣化(給湯器の寿命)などで給湯器が壊れているケースも考えられます。

但し、蛇口のお湯が出ていれば給湯器(給湯回路)は作動しているので、「湯はり回路特有」の原因が潜んでいる可能性が高くなります。

新築や機器交換直後であれば、業者の施工不良なども考えられるので、担当業者に確認してみてください。

賃貸入居の場合は、大家さんや管理会社に相談してください。

湯はりスピードが遅い(お湯の量が少ない)ケース

湯はりスピードのトラブルにおいては、正常な場合(仕様通り)と回路トラブル(詰まり、劣化、水漏れなど)の場合が考えられます。

5)お湯をださない時間がある(正常)

自動湯はり運転を観察したことのある方は気づいていると思いますが、運転中はお湯が出たり止まったりを何度か繰り返します。

湯はり中は、大きく2つの動作時間があります。

  1. 浴槽内の状況(残り湯あり/なし)を判定する時間
  2. 設定温度にするためのおいだき運転時間

これらは、機種によって制御が異なりますが、正常で必要な動作(時間)です。

6)給湯優先/同時使用(正常)

前述のとおり、給湯優先になっている場合は、お風呂の湯はりは待機(ストップしている)状態なので、浴槽にお湯はたまりません。

また、機種や設定によっては、「給湯優先」ではなく「同時使用」になっている場合もあり、この場合は給湯使用中も自動湯はりが継続されます。

ですが、湯量は分け合うため、お湯がたまるスピードは確実に遅くなります。

自動湯はりのスピードが遅いと感じたときは、他で給湯(水栓)を使っていなかったかを確認することがポイントです。

7)循環アダプター(金具)のフィルター詰まり

湯はりトラブルで多いのが、循環アダプターのフィルターの掃除不足です。

形状は機種によって異なりますが、いずれも定期的に掃除しなければ、「湯はりスピード低下」「温度異常」「湯量異常」「エラー表示」「給湯器の寿命を縮める」などの原因につながる可能性があります。

掃除をしてから再度、風呂自動運転を行ってみて、それでも自動湯はりに異常を感じる場合は他の原因を探ります。

8)排水栓の再確認

排水栓の閉め忘れがあれば当然お湯はたまりませんが、閉めたつもりでも異物の噛み込みやパッキン劣化などで、少しずつ排水される事例などもあります。

異常がないかを再度確認してみてください。

9)水漏れの可能性

給湯器と浴槽の循環アダプターは、2本の追いだき配管(往/戻)でつながっており、自動湯はりも追いだき配管を利用して行われます。

このシステム間で水漏れが発生して、浴槽へ供給されるお湯が少なくなっているケースも考えられます。

この可能性がある場合は、サービスマンの点検が必要になります。

  • 給湯器のメンテナンス

毎日使用する給湯器ですが、定期的なメンテナンスをしなければ、故障や経年劣化につながりやすくなります。

  • 循環アダプターの掃除

特に、湯はりや追い炊きを使用する場合は、循環アダプターの掃除は必須となります。お風呂の掃除で浴槽を洗うついでに、循環アダプターの金具も併せてメンテナンスをするようにしましょう。

循環アダプターの掃除を怠ると次のリスクが高くなります。

  • 湯はりスピード低下
  • 温度異常
  • 湯量異常
  • エラー停止
  • 給湯器の寿命を縮める(ポンプに負荷がかかったり、湯はり電磁弁のトラブルにつながる可能性がある)

その他のケア

湯はりと追いだき配管は共用なので、入浴剤の使用を控えたり定期的に配管洗浄をしてあげることも、システム全体を長く使用するための秘訣です。

また、洗い場で湯垢を洗い流してから入浴するだけでも、詰まりや配管汚れを軽減することにもつながります。

なによりお風呂は体と心をリラックス・リフレッシュするところでもありますので、衛生面でもキレイなほうがいいですよね。

お使いの機種が、全自動タイプ(フルオート)の場合は、配管洗浄(自動ふろ配管クリーン/セルフクリーン)の機能を活用することもおすすめです。

 

以上、給湯器の自動運転で湯はりができない原因と対処方法をご紹介いたしました。

普段の使用方法を改善するだけでも湯はりトラブル発生の可能性は減らせますので、使用方法やメンテナンスを試してみましょう。

 

文:ガス専科編集部 記事監修:竹節 倫敦(液化石油ガス設備士)


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