【エラーコード 313】給湯器の暖房エラー原因【313点滅】

給湯器 エラーコード 313

ガス給湯器(リモコン)のエラーコード 313とは?

暖房サーミスタの異常

暖房付給湯器や暖房付ふろ給湯器特有のエラーコードで、暖房機(端末機)に送られるお湯の温度が正確に測定できていない可能性があります。

313」の原因は複数考えられます。

  • 暖房サーミスタの部品故障
  • サーミスタの配線異常
  • 電装ユニットの異常

部品が完全に故障していたり、断線したりしていると、何度試しても必ずエラーが発生するでしょう。

ですが、配線に傷が入っていたり、切れかかっている場合などは接触状況によってエラーが出たり出なかったりする可能性があります。

まずは自分でできる確認を行ってみましょう。

  1. 暖房機(床暖房や浴室暖房乾燥機)を停止させる
  2. 給湯器リモコンの運転スイッチを「切」にする
  3. もう一度、給湯器リモコンの運転スイッチを「入」にする
  4. エラーが消えていれば、再度暖房機を動かしてみる
再度「313」が出なければ断線などの可能性はなくなります。

MEMO
エラーが消えた場合、一時的なシステムエラーの可能性もありますが、配線が切れかかっている可能性も残ります。

一度エラーが出た場合は、再発する可能性も高いので、いずれにしてもメーカーに相談して「様子見で大丈夫か?」を確認しておくほうがよさそうです。

  • 給湯器の商品開発、商品教育担当、修理・技術アドバイザー(2005~2018年)
  • ガス機器設置スペシャリスト、ガス機器コンサルタント

それでは、各メーカーの「313」を個別にみておきましょう。

(メーカーによって内容が異なることもあるので、お使いのメーカーは把握されていますか?)

メーカー別「エラー 313」(専門補足)

基本的に「313」はサービスマンの診断が必要になってきます。

ノーリツのエラー 313

  • 症状・内容:暖房低温サーミスタ異常
  • 診断・対処:断線、短絡、コネクタの状態を確認する
MEMO
暖房低温とは、床暖房など60℃の温水を循環させる回路になります。

リンナイのエラー 313

  • 症状・内容:暖房高温サーミスタ異常
  • 診断・対処:断線、短絡、コネクタの状態を確認する
MEMO
暖房高温とは、浴室暖房乾燥機など80℃の温水を循環させる回路になります。

パロマのエラー 313

  • 症状・内容:暖房低温サーミスタ断線
  • 診断・対処:断線、短絡などの確認

パーパスのエラー 313

  • 症状・内容:暖房(高温)サーミスタ断線・短絡
  • 診断・対処:修理を依頼

長府製作所(chofu)、ハーマン、ガスター(YUMEX)、ナショナル、日立(ハウステック)、タカラスタンダード、TOTOなど

【補足】東京ガス、大阪ガスなどのガス会社仕様も、基本的に各製造メーカーのエラー内容と共通です。

修理依頼や相談するときのコツ

電話で「エラー313が出た」と伝えるだけでは、全ての可能性について一つずつ調べていく必要があります。

つまり、診断に時間がかかる可能性があり、修理代(作業時間)がアップする可能性があるということです。

例えば、次のような補足があれば、訪問前でもある程度の原因を予測することが可能となります。

  • 床暖房を使っている時にエラーが出た
  • 運転開始時は異常はなく、1時間ほど運転しているとエラーが出た(運転途中)
  • 再度、床暖房を使うとまたしばらくしてエラーが出る
  • リモコンの「切」「入」の再操作でエラーがでなくなった
  • 購入してまだ2年ほどである

このような情報があれば、断線の可能性はなく、経年劣化の可能性もないと判断でき、診断ポイントや診断する手順も事前に組み立てることが可能となります。

無駄な修理代(作業時間)を軽減するためにも、面倒と思わずに情報は全て伝えておくのが小さなコツといえるでしょう。