給湯器リモコンの電池交換は必要?リモコンの仕様を紹介

電池交換




2020年6月7日|最新情報更新しました

この記事の監修
竹節 倫敦(たけふし ともあつ)
専門資格:ガス給湯器などの設置施工に必要不可欠な液化石油ガス設備士(国家資格)に加え、高圧ガス販売主任者第二種丙種ガス主任技術者の資格も保有している。

 

稀にガス給湯器のリモコンの電池切れや電池交換方法についての問い合わせがあります。

この記事では、給湯器リモコンの仕様や電池交換についてご紹介いたします。

リモコンの電源は電池ではない?

結論として、基本的にガス給湯器のリモコンは給湯器から電源(配線接続)を取っているので、電池は使用されていません。(一部製品を除く)

では、なぜ「給湯器リモコンの電池交換方法」を探し求める方がいるのでしょうか?

  • 給湯器のリモコンの液晶が表示しない(消えている)
  • お湯が出なくなった

リモコンが表示されない、お湯が出ないので「電池が切れているのかも?」と考えられる方がいらっしゃるようです。

前述の通り、リモコンに電池は基本的には使われていないので、給湯器の電源や配線などが影響している可能性やリモコンの故障なども考えられます。

電池タイプの給湯器リモコンがリンナイにだけ存在

前述のとおりガス給湯器のリモコンは、ほぼ全て有線リモコン(給湯器から電源を取る)であり、電池は搭載されていません。

しかし、全ての住宅やマンションなどで、配線ができるとは限りません。

そのようなイレギュラーな現場対応をするために、配線が必要のない無線リモコン(コードレスリモコン)がリンナイでラインナップされています。

元々はパナソニック(松下)が製造をしていたのですが、取替現場などでなくなっては困るため、松下の代わりにリンナイが引き継いで製造を続けています。

そして、このコードレスリモコンは電池で液晶表示をさせているのです。(配線ができない現場用なので電池で対応)

コードレスの場合で液晶が表示されない場合は、電池交換を行ってみてください。

それで解決しない場合は、取扱説明書からヒントを探していく必要があります。

いずれの場合も解決しない場合は、各メーカーやガス会社などに電話相談することをおすすめします。

 

以上、給湯器リモコンの仕様をご紹介いたしました。

特殊な場合を除き、リモコンの電源が入らないケースは電池以外が原因ですので、取扱説明書などを参考に原因を探ってみましょう。

 

文:ガス専科編集部 記事監修:竹節 倫敦(液化石油ガス設備士)


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