給湯器の「新自動ふろ配管クリーン」「おいだき配管自動洗浄」機能

給湯器,お風呂の配管洗浄

ガス給湯器には、「おいだき配管を自動で洗浄する」機能が搭載されている機種があります。

今回は、ノーリツの「新自動ふろ配管クリーン」、リンナイの「おいだき配管自動洗浄」機能について、紹介していきましょう。

「ふろ配管」「おいだき配管」とは?

「ふろ配管」や「おいだき配管」は、呼び方が違うだけで、実は同じ配管です。この配管は「往き・戻り」の2本の配管で構成されています。

そして、この配管は、「ふろ自動機能」と「おいだき機能」に使用されます。

ふろ自動

リモコンの自動スイッチを押すと、給湯器でつくられたお湯が、「2本のふろ配管(往き・戻り)」を使って、浴槽に「自動お湯はり」をします。

おいだき

リモコンのおいだきスイッチを押すと、ポンプ循環で「片側の配管で給湯器にお湯を戻す」→「給湯器で加熱」→「もう片側の配管で加熱したお湯を浴槽に戻す」運転を行います。

つまり、浴槽と給湯器の間にある2本の配管で、グルグルお湯を循環させ、設定温度まで沸かします。

対象機種は?

「ふろ配管(おいだき配管)」に関係する機種、つまり、今回の「配管洗浄」のテーマに関係するのは、「ふろ給湯器」と「暖房機能付きふろ給湯器」に限られます。

配管洗浄・配管クリーンの具体的な役割

給湯器の配管洗浄

新自動ふろ配管クリーン【ノーリツ】

浴槽のお湯を排水する際に、おいだき配管内に滞留している「古い汚れたお湯」を「新しいお湯」で洗い流し、浴槽に向かって排出します。

つまり、配管内の「湯アカなどが混じったお湯」を強制的に洗い流し、湯アカや汚れの付着を抑制するメリットがあります。

MEMO
通常はお湯で洗い流しますが、リモコンの運転がOFFの場合は、水で洗い流します。

おいだき配管自動洗浄【リンナイ】

浴槽の残り湯を排水する際に、約5リットルのお湯で配管内の「古いお湯」を洗い流し、浴槽に排出します。

「リンナイ調べ」では、配管洗浄なしタイプと比較して、残ったお湯の一般細菌を「1/3以下」に抑制できるデータが確認されています。

なぜ、配管洗浄・配管クリーン機能が選ばれるのか?

基本的な役割としては、ノーリツもリンナイも「機能のネーミング」が違うだけで、同じ内容になります。(※細かな動作条件等は異なります)

MEMO
基本的に「フルオート(全自動)」タイプの機種の搭載となります。

ご紹介してきた「配管洗浄」機能は、お風呂掃除の家事ラクポイントのひとつです。

お風呂の掃除

「オート(自動)」タイプと比較し、給湯器の本体価格はアップしますが、選ぶ理由は複数あります。

  • 小さな子どもがいるので、細菌や衛生面が気になる
  • お風呂は、1日の疲れを洗い流す空間なので、よりキレイなお湯でリラックス・リフレッシュしたい
  • 配管の洗浄剤などはあまり使いたくない
  • 配管の掃除は大変なので、毎日ラクしてケアしたい

給湯器は、1度購入すれば10年近くは使うものであり、しかも毎日の「お湯」をつくる重要な役割を果たしています。

仮に購入価格で3万円ほど差があったとしても、365日×10年=3,650日で考えれば、1日あたり10円以下で「配管洗浄で自動お掃除」ができると考えれば、決して高いものではありません。

考え方や必要性は人それぞれですが、給湯器を選ぶひとつのポイントにもなってくるので、購入の際には、ノーリツなら「新自動ふろ配管クリーン」、リンナイなら「おいだき配管自動洗浄」機能にも注目してみてください。