最近流行りのDIYですが、安くて自分の思うようにできることもあり、住まいのあらゆるものに展開されています。しかし、「ガス給湯器のDIY」についてはちょっとストップしてほしい!
- 給湯器の配管カバーをDIY
- 給湯器の排気カバーをDIY
- DIYで給湯器を隠す…
この発想は購入時に配管カバーをつけていなかったり、排気カバーをつけていなかったのだと推測できます。あるいは好みのデザインが目的でしょうか?
そして、次のようなワードも最近耳に入ってきます。
- 給湯器の修理をDIY
- 給湯器の工事をDIY
- 給湯器の交換をDIY
いろいろ調べていくと給湯器の交換や配管まで、ユーザーさんが手を加えようとしているようでし。少しぐらいの気持ちが大きな損害や事故につながることもあるので注意が必要です。
ガス給湯器の配管カバーのDIY
配管カバーとは給湯器本体のガス管や給水・給湯配管などを隠すカバーのことであり、メーカーが各給湯器ごとに型式設定をしています。中には共通のものもあるが、微妙に寸法や形状が異なるものが多いです。
写真の赤枠部分が「配管カバー」ですが、開発の設計者が図面からおこして強度などあらゆる配慮をした上で設定されています。これを素人の人が自作するなどありえません。実際に検討されている人はどのようなイメージをしているかは不明だが、次のことも知っておいてほしいです。
- 給湯器は防火上、可燃物との離隔距離が決められており、これに違反する可能性がある。
- 強度や耐風確認もしておらず、風で飛んで被害につながる可能性がある
いずれにしても、メーカーやガス会社で決められてものを使うべきだ。DIYで対応して何かあっても全て自己責任となります。
また、地面に置いて設置する場合の据置台でも同じ話で、当然DIYなど自分で対応するのはやめるべきと考えます。
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