エラーのリセット操作で解決しなければ、必然的に点検が必要となってきます。
「エラーコード 721」の「修理代の目安」
「721」の場合、サービスマンが現場診断をしてみないと、原因を特定するのは非常に難しいです。
ですが、「電装ユニットの交換」が必要になるケースも十分考えられます。
訪問前の概算費用の回答も電装ユニットの可能性を消すことはできないので、単品故障でも以下のような金額が予測されます。
電装ユニット交換の場合
出張費 | 2,500~3,000円程度 |
部品代 | 15,000~30,000円程度 |
技術料 | 7,000~10,000円程度 |
合計 | 24,500~43,000円程度 |
故障部位や対応業者によって費用は異なります。また、電装基板は機種によって部品代が大きく異なるので、事前に概算費用を聞いておくことをおすすめします。
使用年数が10年近い場合
使用年数が浅い場合は、電装基板などの単品故障の可能性が高いですが、10年近い場合は経年劣化によるエラーの可能性もあります。
場合によっては、複合故障で「電装基板+その他部品」など、修理費用が高くなる可能性も出てきます。
現場診断の結果、高額な修理見積りとなった場合、修理をせずに交換検討するのも重要になってきます。
給湯器は10年を越えると、部品故障のリスクが急激に上がる
一番最悪なのは、「721」の修理をしてすぐに別の故障が発生するケースです。
それならば「買い替えておけばよかった」という例も多々経験してきているので、10年近く使っている場合は2択を準備しておくのも大事だと感じています。