ガスコンロから異音がする、ピピッ・ピーなどブザー音が鳴る理由

ガスコンロの音・異音・ブザー音




2020年6月15日|最新情報更新しました

この記事の監修
竹節 倫敦(たけふし ともあつ)
専門資格:ビルトインガスコンロなどの設置施工に必要不可欠な液化石油ガス設備士(国家資格)に加え、高圧ガス販売主任者第二種丙種ガス主任技術者の資格も保有している。

 

ガスコンロの音や異音のパターンを知る

ガスコンロには、リンナイ、パロマ、ノーリツ、ハーマンなど多くのメーカーがあり、いずれのメーカーでも様々なパターンの音がするブザー音が鳴る可能性があります。状況によっては異音がする場合も考えられます。

そこで、まずは全体的な音の種類を先に把握しておきましょう。

その後に各使用状況別に正常なのか?異常なのか?も含め、確認ポイントを説明したいと思います。

ガスコンロのブザー音

ガスコンロのブザー音は、状況によって鳴る音も違えば、鳴る回数や時間、鳴るタイミングや間隔も違います。

  • ピッ、ピピッ、ピピピッ、ピー、ピピー、メロディー

これらは、操作音もあれば、安全装置やタイマーが作動して停止するときの音、エラーが発生したときの音、電池交換のお知らせ音など様々です。

特に「ピー」や「ピーピーピー」などの音は不安を感じやすいです。

ですが、全てが故障や異常ではなく、冷蔵庫を開けっぱなしにするとお知らせ音があるように、ガスコンロにも複数のお知らせ音が存在します。

ガスコンロの作動音や異音

音というのは、同じ音でも感じ方に個人差があります。

以下はよくある『音の表現』事例です。

『チチチ、カチカチ、パチパチ、ポッポッ、ボッ、ポッポッ、カチッ、カチカチ、シャー、ポン、ゴー』
『異音、キシミ音、爆発音、変な音、おかしい音』
  • 何をしている時に鳴っているか?
  • どのような音が鳴っているか?
  • どのくらいの大きさで鳴っているか?

などの情報が共有されて初めて解決に近づきます。

ガスコンロの音をチェック【複数の状況編】

『ピー』『ピーピーピ―』とブザー音が鳴り、エラーコードが表示する

便利機能作動による消火、安全装置作動による消火、部品故障が発生したなどの状況であれば、ブザー音と共にエラー番号(お知らせ番号)が表示することがあります。

この番号は完全に統一されていないため、ご使用機種の取扱説明書で内容を確認して、対処をする必要があります。

※一部、ピピーと鳴る場合もあります。
※ブザーの鳴る回数や鳴り続ける時間、繰り返し鳴る間隔などは、メーカーや機種によって仕様が異なります。
※エラー番号が表示しない機種の場合は、ブザー音だけのお知らせになります。

キシミ音がする

使用中や使用後などに、加熱や冷却によって金属が膨張、収縮する音が鳴ることがあります。

ガスコンロの音をチェック【点火するとき編】

『チチチ、カチカチ、パチパチ』と音がする

ガスコンロは点火スイッチを押す(ツマミを回す)と、全てのバーナーの点火プラグから火花が出ると同時に音が鳴ります。

これらは点火時に必ずする音であり、全てのバーナーがスパークします。

『ピー、ピピッ、ピーピーピー』とブザー音が鳴る

ガスコンロの電池の残量が少ない場合、電池交換時期のお知らせをするためにブザー音がなる場合があります。

※メーカーや機種によって、ブザー音の有無やブザー音の種類が異なります。

『ポッポッ』と音がする

点火初期にする音で、機器が冷えていると場合はしばらく音がする場合があります。

『ボッ』と音がする

点火するときに、たまったガスに一度に点火する際に音がします。

※大きな音の場合は、異常が発生している可能性もあります。

ガスコンロの音をチェック【使用しているとき編】

『ピピッ、ピピピッ』とブザー音が鳴る

温度センサーが働いて、自動で火力を弱くしたり強くしたりする場合に、お知らせとしてピピッ、ピピピッなどの音が鳴ります。

『カチッ、カチカチ』と音がする

カチ、カチカチなどの火力を切り替える際に動作音がする場合があります。

『シャー』と音がする

燃焼するガスがバーナー内部を通過するため、シャーと音がします。

『ポッポッ』と音がする

グリルの庫内が冷えている時に、燃焼音が発生する場合があります。

ガスコンロの音をチェック【消火したとき編】

『ボッ』と音がする

消火時にガスが一度に燃えるときに、音が発生します。

炎が一瞬、大きくなったりする場合もあります。

『ポン』と音がする

ガスが燃え尽きる際に発生する音です。

『ピー』『ピピッ』と複数回ブザー音が鳴る

安全装置やタイマーなどが働いて自動消火した後、点火スイッチが「入」のまま戻し忘れていた場合、コンロがブザーでお知らせしています。

ブザー音の種類や鳴る条件はメーカーや機種によって異なります。

一番重要なのは、何をしていたときにどのような音が鳴ったかです。例えば、

  • 火力が自動で調節されたときなら、お知らせ音やコンロの切替作動音の可能性
  • タイマーを使っていれば、タイマー終了音の可能性
  • 勝手に火が消えたときは、安全装置作動やエラー停止などの可能性

どのような使用状況だったかだけでも把握できればある程度絞り込めますし、ここに音の種類の情報が加われば概ね特定が可能です。

ただし、次のような音は異常な状態も十分考えられます。

  • ボンという音
  • 爆発音
  • ゴーと大きな燃焼音
  • 昨日まではなかった音
  • 音の種類に関係なく「大きな音」、あるいは「以前よりも音が大きくなってきた場合」

詳細な診断をするには、各ご家庭の詳しい現場状況と使用型式の取扱説明書の情報が必要になってきます。

違和感を感じた場合は使用を停止して、ガス栓を閉め、メーカーのコールセンターなどに相談してくださいね。

特に使用年数が長い場合は、経年劣化に伴う音鳴りやブザー停止の可能性もあるので要注意です。


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