ガスファンヒーターのエラーコード72の原因と対処ポイント




 ポイント


  1. ガスファンヒーターのエラー72は部品故障の可能性がある
  2. ガスファンヒーターのエラー72が発生する複数のパターンとエラーリセット方法を解説

ガスファンヒーターの「72」点滅表示の原因は?

大阪ガス、東京ガス、ノーリツ、リンナイなどのガスファンヒーターで、「72」のエラーコードが点滅表示した場合、「過熱防止装置作動」や「使用方法の問題」が考えられます。

  • エラー発生の可能性1:運転停止後、ファンが回っている(温風吹き出し口から風が出ている)状態で電源プラグを抜き差しして、運転スイッチを「入」にした
  • エラー発生の可能性2:ガスファンヒーターの部品故障
  • 機器の状況:過熱防止装置が作動して、ガスを遮断して運転を停止させている

ガスファンヒーターは運転停止後も機器内の温度を冷ますためにしばらくファンが回っているのですが、電源プラグを抜くことで強制停止されてしまい、機器内が冷めずに熱い状態になってしまいます。

エラーコード「72」は、基本的に作動中に電源プラグを抜くという使用方法の問題で発生するエラーですが、部品故障が原因となっていることも否定はできません。

まずは、エラーリセット操作でエラーコード「72」がリセットされるかどうかを確認してみてください。


  1. ガスファンヒーターの運転スイッチを押して、「切」の状態にする
  2. もう一度、運転スイッチを押して「入」の状態にする

このリセット操作でエラーコード「72」が再発しなければ、そのまま暖房運転が続くと思いますが、再度エラー停止した場合は部品故障の可能性が出てきます。

お使いの機器がリンナイやノーリツの場合は、各メーカーへ相談し、東京ガスや大阪ガスなどのガス会社仕様の場合は、製造メーカーではなくガス会社に相談してください。

※「72エラー」の有無に関係なく、ガスファンヒーターを使用する場合は、1時間に1~2回(1~2分)程度の換気を行い、新鮮な空気に入れ替えをしながらお使いください。

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