ガスコンロの進化する6つの安全機能【安全装置編】

ガスコンロの安全装置

リンナイ、ハーマン、パロマなどのガスコンロが全口センサー化して約10年が経過し、安全センサーも浸透してきてはいますが、全ての安全装置(安全機能)を言える人は意外に少ない。でも、毎日使うものだからこそ知っておいてほしい。そこで、ガスコンロに詳しくない人でも簡単に理解できる4つの安全機能ご紹介!経験豊富なガスコンロの専門家が解説いたします。

この記事はこんな人におすすめ
ガスコンロのSiセンサーを知らない、センサーの役割を知らない、センサーが働いて火が消えるのが気になる、センサーが働いて火力が変わるのが気になる人など

安全機能1.立消え安全装置

立消え安全装置とは、ガスコンロにとって非常に重要な安全センサーになります。

調理中に吹きこぼれや煮こぼれ、風などの影響で火が消えてしまうと、「ガスは出たままにならないの?」と心配になる人もいますが、「立消え安全装置」さえついていれば、ガスを自動的に止めてくれます。

点火スイッチが「入」の状態でもガスはストップしているので、再度使う時は一度スイッチを「切」に戻して再点火する形になります。

安全機能2.調理油過熱防止装置(天ぷら油過熱防止機能)

調理油過熱防止装置とは、天ぷら油などの過熱を防いでくれる機能になります。

Siセンサー化されるまでは、多くのガスコンロにはセンサーが1箇所しかついていませんでした。そして、センサーがついていないバーナーで天ぷらをしたまま放置し、「過熱」に気づかずに火事になるケースも少なくありませんでした。

今は、全てにセンサーが搭載されているガスコンロであれば、発火する温度になる前に火をストップしてくれます。

安全機能3.コンロ消し忘れ消火機能

消し忘れ消火機能とは、点火してから一定時間でコンロバーナーの火を自動的に消してくれる機能です。

外出したときに「ガスコンロの火を消したかな?」と思うこともあるかと思いますが、多くのガスコンロは最大約2時間で消火します。バーナーによって時間が短かったり、カスタマイズモードで最大時間を設定できる機種もあります。

安全機能4.グリル消し忘れ消火機能

グリル消し忘れ消火機能とは、点火してから一定時間でグリルバーナーの火を自動的に消してくれる機能です。

両面焼きタイプなら最大約15分、片面焼きなら最大約20分のタイプが多いです。

安全機能4.焦げつき自動消火機能

焦げつき自動消火機能とは、名前のとおりで調理中に焦げつきが発生した場合に初期段階で自動で火を消してくれる機能です。センサーがなければお鍋は真っ黒焦げになった経験がある方もいると思いますが、鍋の損傷を最小限に抑えることができ、かつリスクも低減することができます。

安全機能5.鍋無し検知機能

鍋無し検知機能は上級グレードのコンロを中心に搭載されている機能ですが、お鍋を置かないと火がつかない仕組みになっています。また、湯切りなどの際にお鍋をあげると自動で弱火になり、着衣引火のリスクを減らしてくれます。そのまま約1分放置すると自動で消火してくれます。

ガスコンロの安全装置のまとめ

全口にセンサーが搭載されることで、ついウッカリのリスクも最小限に抑えることが可能となります。

  • 火が途中で消えてしまった→立消え安全装置でストップ
  • 天ぷらの油が過熱して温度がどんどん上がってしまった→調理油過熱防止装置でストップ
  • コンロやグリルの火を消したかが心配→消し忘れ消火機能でストップ
  • お鍋をかけたままついウッカリ→焦げ付き消火機能でストップ
  • お鍋を置かずに火をつけたままにしたかも?→鍋無し検知搭載ならお鍋がないと火がつきません

あらゆるシーンの消し忘れやウッカリがあっても、「火をつけたままの状態」を防ぎます。

既にセンサーコンロをお使いの方は、センサーがあるからといってもあくまで「補助的な安全機能」と考え、注意をお願いします。

これからセンサーコンロを検討される方は、ここまで安全機能が進化しています。ガスコンロのグレードによっては、更なる安全機能も搭載されているので、是非注目してみてください。