ガスコンロの立ち消え安全装置や温度センサーの役割と解除方法

ガスコンロの立ち消え安全装置・温度センサーの解除方法と仕組み

 ポイント


  1. 立ち消え安全装置と温度センサーの仕組みや役割を紹介
  2. 立ち消え安全装置や温度センサーの解除のギモンに回答
  3. センサーが邪魔なので無効化や取り外せるの?という声にアドバイス

ガスコンロの立ち消え安全装置と温度センサーの違い

リンナイ、ノーリツ、ハーマン、パロマなどのガスコンロが全口センサー(Siセンサー)になって10年以上が経過し、安全センサーも浸透してきてはいますが、難しい名前の安全装置(安全機能)が多く、なかなか把握できませんよね。

その中でも、「立ち消え安全装置」と「温度センサー」の誤認識が多い印象ですので、この機会に正しい知識を取り入れておきましょう。

立ち消え安全装置点火プラグと立消え安全装置
温度センサー温度センサー(ガスコンロ)

立ち消え安全装置は、バーナーの横についているボールペンの先端のような部品です。

温度センサーは、バーナー中央にあるお鍋の底の温度を測る部品です。

意外と多いのが、「温度センサー=立ち消え安全装置」という認識ですが、これは間違いであり、全く別の役割をもっています。

ガスコンロの立ち消え安全装置とは

立ち消え安全装置の役割と仕組み

立ち消え安全装置は、炎を検知する部分です。

例えば、調理中に吹きこぼれや煮こぼれ、風などの影響で火が消えてしまうと、「ガスは出たままにならないの?」と心配になりますよね。
「立ち消え安全装置」さえついていれば、ガスを自動的に止めてくれます。

ですが、この立ち消え安全装置が汚れていると、点火トラブルの原因になることがあります。
点火時にスイッチから「手を離すと火が消える」という症状を経験したことはありませんか?

これは、立ち消え安全装置が炎をきっちりと検知できず、手を離すと安全装置が働いてガスを遮断する仕組みになっています。

立ち消え安全装置の解除

立ち消え安全装置を解除方法」はありますか?
このような問い合わせがくることもあります。

ですが、これには2パターンあります。

  • 立ち消え安全装置が働いて、点火不良の症状で困っている場合
  • 本当に解除したいのは、火力を勝手に調節する「温度センサー」という場合

点火不良の場合は、立ち消え安全装置をお掃除してあげれば、トラブル解消されることが多いです。
つまり、立ち消え安全装置の解除方法は「掃除をすること」です。

一方、温度センサーの解除は、また話が大きく変わってきますので、引き続き次項で説明します。

ガスコンロの温度センサーとは

温度センサーの仕組みと役割

温度センサーが全口に搭載された『Siセンサーコンロ』が普及し、コンロ火災は大きく減少しました。

この温度センサーは、お鍋の底の温度を常に監視し、危険な温度になる前に火を弱くしたり、火を消したりします。

また、安全装置の役割に加え、便利機能でも多数活躍するセンサーでもあります。

  • 天ぷら油過熱防止機能
  • 焦げつき自動消火機能
  • 鍋無し検知機能
  • 温度キープ機能
  • 自動炊飯機能
  • 自動湯沸かし機能

これらは全てセンサーがあるからこそ、機能をしています。

ですが、ときには調理中に火が勝手に弱くなったり、勝手に火が消えたりと、
安全性はわかるけど、ちょっと不便よね
という声が多いのも事実です。

温度センサーの解除方法

Siセンサーガスコンロには、早切れ防止機能が搭載されています。
これは、約250℃になると自動で火を弱くし、すぐには火が消えないようにする機能です。

ですが、この機能がついていても、「火が弱くなるのが早くて不便」という声はやはり多いです。
そこで、約250℃を超えても、約290℃までは強火を保つ「センサー解除」を試してみましょう。

いわゆる「高温モード」と呼ばれる機能ですが、機種によって搭載の有無や名称が異なります。

  • センサー解除
  • 高温炒め
  • あぶり高温炒め

これらのモードを使っても「火が弱くなる」「火が消える」場合は、約290℃を超えている状況であり、危険な温度帯になっていると認識しておいてください。

邪魔でも温度センサーの完全無効化や取り外しはできない

もし、センサーがなければ、温度は上がり続け、やがて油が自然発火をする約370℃に到達するリスクが高まります。

国が法で定めて義務化したのも、コンロ火災を減らすことが最大の目的であり、今はセンサーなしコンロの製造や販売をすれば罰せられます。

このセンサーを違法改造で取り外して、他人を巻き込む火災や事故になるリスクを考えれば、いくら不便とはいえ外そうなんて思わないですよね。

安全第一でいきましょう。


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ガスコンロの自動消火による機器停止後の解除について

稀に「自動消火後の解除はどうすればいいですか?」と聞かれることがあります。

ガスコンロの安全装置が働いたり、便利機能で自動消火をした場合、ガスコンロの点火スイッチは「入」の状態です。
これを「切」の状態に戻すことが解除といえます。

ガスは止まっているとはいえ、できるだけ早く「切」の状態に戻しておいてください。

 

*さいごに*

これは経験論ですが、温度センサーが汚れていると早切れの原因になりやすいです。

また、「なんだかセンサーが不便だな~」と感じていても、実は掃除不足による誤検知も影響している可能性もあります。

ガスコンロはセンサーも掃除が必要です。

また、お鍋の材質や底の変形などが影響することもありますので、快適にガスコンロを使えるようにいろいろとコンロまわりを見直してみてくださいね。


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