お湯を作るだけのガス給湯専用機に種類が?3つの選び方とポイント解説

給湯専用機

ガス給湯器の種類はいくつかある中で、「ガス給湯専用機」は給湯器の基本形で、主にリンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパスなどが主なメーカーです。

ガス給湯器といえば、

  • キッチンのお湯を作る
  • 洗面所のお湯を作る
  • シャワーのお湯を作る

「ガス給湯器=ガスでお湯を作る機械」という認識は多くの方が持っていると思います。基本的にはその認識でOKですが、もう少し掘り下げていくと意外と知らないことも多いと思います。

今回は、この給湯専用機でできることや特徴をカタログよりも少しだけ詳しく解説します。

ガス給湯専用機の3つのパターン

お湯を作るだけのガス給湯器も実は3つに分けることができ、リモコンが大きな分類ポイントとなります。

1.リモコンなしで使う

台所リモコンや風呂リモコンは設置せずに、リモコンレスでもお湯を作り出すことが可能です。給湯器で60℃以上の高温を作り、そのままキッチンや洗面所、シャワーから出す仕組みです。当然、そのままでは熱すぎるので蛇口(水栓)で水を混ぜて使うスタイルです。

2.リモコンで使う(オートストップタイプ)

リモコン仕様の一つ目は、「オートストップ機能」が搭載されたタイプです。オートストップとは簡単に言えば「お湯はり」機能であり、自分で蛇口を開け閉めする必要はありますが、スイッチを押しておくだけで「設定した湯量」で自動ストップしてくれます。

この機能がなければ、蛇口を開けてお湯を入れはじめてから家事やTVなどに夢中になってしまえば、お湯は溢れて思い出すまで止まらない状態が続きます。いわば「お湯はりの止め忘れ防止機能」です。

台所リモコンだけの単独設置をされるケースも多いですが、台所リモコン+風呂リモコンのセット設置も可能です。

3.リモコンで使う(オートストップなしタイプ)

オートストップ機能なしの場合は、リモコンの機能が非常にシンプルです。

  • 運転スイッチ
  • 温度調節スイッチ
  • 優先スイッチ(台所+風呂のセットの場合)

基本的にはこれだけで、お湯を出すのに必要最低限の機能が搭載されていると考えてよいでしょう。

給湯専用を選ぶ上での1ポイントアドバイス

ガス給湯専用機を選ぶ上で、給湯器の種類が多くて迷ったことはないでしょうか。一見同じに見えて価格帯も様々です。

実はガス給湯器専用機といえど、性能面でもいくつか分類されていて、それぞれ価格も違ってきます。ついつい同じ号数なら安いのを選びがちですが、「価格差がある=性能などに差がある」ことを今一度認識しておきましょう。

そして、毎日使うお湯だからこそ、性能面で1つだけ私なりにピックアップするとすれば、「Q機能」というものがあります。

Q機能とは

業界用語でいえば、冷水サンドイッチ現象を防止する機能です。

お湯の使用を一度ストップして再出湯すると、温度ムラを感じたことはないでしょうか。

最初は「熱いお湯」が出たと思ったら 、 急に「冷たい水」が出てきた…

「Q機能」が搭載されて機種であれば、この再出湯時の温度差を最小限に抑えてくれるというものです。

もし、今が「Q機能搭載」の給湯専用機を使っていて、交換する際に「Q機能なし」の機種を選んでしまったら、使用上(体感上)で不満足に感じる可能性が高いです。最近の機種はQ機能が搭載されているものが圧倒的に多いですが、販売店によっては最初から「Q機能」を無視して低価格だけで提案してくる可能性もあるので、注意してください。

 

給湯器の交換を検討される場合は必ずカタログを取り寄せて、価格だけではなくて「搭載機能」にも是非着目してもらえれば、失敗しない給湯専用機を選べると思います。(「Q機能」はリンナイでもノーリツなどでも共通用語なので、カタログなどにも必ず記載されています。)

他にも搭載機能の違いや保証期間の違いなどもあるので、賢い給湯器選びには、まずはカタログ請求をおすすめします。