ガス給湯器の「お湯をつくる機能」と「便利な機能」の基本

給湯器のお湯

ガス給湯器の役割は「お湯をつくる」ことです。

お湯の蛇口を開ければ「お湯が出る」のは当たり前の日常ですが、見えないところで給湯器は毎日働いています。

大きな役割は「お湯をつくる」ことですが、もう少し具体的な役割(機能・できること)も紹介していきましょう。

ガス給湯器の基本機能《共通編》

家中のお湯をつくる

キッチンのお湯をつくる

キッチンでお湯を出す

洗面所のお湯をつくる

洗面所でお湯を出す

シャワーのお湯をつくる

シャワーのお湯を出す

給湯器のお湯は、家中(キッチン、洗面、シャワー)に配管を通して、供給することが可能です。

ですが、お湯をつくっている給湯器は1台しかなく、お湯を作れる量には限界があります。

もし、キッチンとシャワーを同時に出した場合は、給湯器で作ったお湯を分け分けして供給することになります。

同時に使用することが多い家族構成や生活スタイルの場合は、号数(16号・20号・24号など)の大きいタイプを選んでおけば、お湯を作れる量も増えるので、分け分けしても、快適な湯量をキープすることが可能です。

給湯リモコンでお湯の温度を変更できる

給湯器のリモコン

ガス給湯器の場合、リモコンを設置せずに使うタイプもあり、その場合は赤の蛇口(お湯)と青の蛇口(水)を混ぜ合わせて、適温に調整します。いわばアナログ調整ですね。

ですが、給湯リモコンを使えば、40℃や41℃など、設定した温度に合わせて、給湯器が調整をしてくれます。

給湯器やリモコンの機種によって異なりますが、35℃~60℃の範囲で調整できるものが多いです。高性能の場合は、夏場などにも嬉しい32℃などの低温設定ができるものもあります。

オートストップタイプなら「お湯はり」もできる

手動でお湯はりをして、その間にリビングでテレビを見ていると、お風呂が溢れて大洪水なんて経験ありませんか?

ガス代も水道代も、結構もったいないんですよね。

ですが、給湯リモコンの「お湯はり」機能を使えば、蛇口の開け閉めは自分でするアナログ方式ですが、設定湯量で自動的にストップするので、止め忘れで溢れる心配がありません。

お湯はりボタンを押す

給湯器,お湯はりボタン

設定湯量で自動ストップ

オートストップ,お湯はり

ふろ給湯器の基本機能

ガス給湯器の蛇口から出す「お湯をつくる」機能に加え、さらにできることが広がります。

自動お湯はりができる

自動お湯はり,浴槽

オートストップのアナログ方式とは違い、浴槽の循環アダプター(金具)からお湯が出て、設定水位や湯量でピタっと止めてくれます。

保温機能

普通に蛇口でお湯をためるだけだと、時間が経てば冷めてしまいます。

ですが、「保温機能」を使えば、冷めると自動で沸かし直しをしてくれるので、「設定温度」でキープしてくれます。

リモコンの保温設定で「保温時間」を一度設定しておけば、お湯張り後は自動で保温モードに入るのです。

お湯を「あつく」「ぬるく」できる

家族があいる場合、好みの「湯温」は異なります。

もし、お湯がぬるいと感じた時は、「ふろ温度設定を高くする」「おいだきボタンを押す」ことで、お湯の温度を「あつく」することが可能です。

逆に、お湯が熱いと感じた時は、「たし水」機能を使えば、お水を注水してくれ、お湯の温度が下がります。(※ただし、お湯の量は増えることになります)

お湯の量を増やす

浴槽のお湯をかけ湯などで使ってしまった場合、お湯の量は少なくなります。

全自動(フルオート)対応の場合は、設定水位に自動で戻してきれますが、自動(オート)タイプの場合は、「たし湯」機能を使うことで、設定温度のお湯を増やすことが可能です。

入浴者の好みの「湯量」もありますし、「もう少しお湯を増やしたいな」と思った時は、ボタン一つで解決できます。

暖房機能付き給湯器の基本機能

暖房のお湯をつくる

ガス給湯器には蛇口やお風呂のお湯をつくる以外に、「暖房用のお湯をつくる」タイプもあります。

床暖房のお湯をつくる

ガス温水床暖房

浴室暖房乾燥機のお湯をつくる

ガス浴室暖房乾燥機

暖房端末(床暖房や浴室暖房乾燥機など)を使う場合は、「暖房機能付き給湯器」か「暖房機能付きふろ給湯器」を選ぶ必要があります。

あるいは、「暖房専用機」という、見た目は給湯器ですが、「暖房端末」のお湯をつくるだけのラインナップもあるので、後付けで設置したりすることも可能です。

給湯器の「お湯」のまとめ

ガス給湯器といっても、ラインナップはリンナイやノーリツだけでも、1,000型式以上存在します。

今回紹介した内容は、多くの機種に共通するものですが、細かい機能や性能は、機種によって異なるので、カタログをしっかり見て、販売店に相談しながら購入を決めることが、失敗しない秘訣といえるでしょう。